ジビエ, 猪

宝達のイノシシを捌く

宝達のイノシシを捌く

こんばんは!

今日は午後からスカッと晴れて
久々に除湿せずに夜を過ごしています。

石川県は湿度は高いですが
朝晩は太平洋側に比べ涼しくて過ごしやすいです。好きです。


さて、先月の話ですが
2週続けて宝達の猟師さんにイノシシを頂きました(^-^
2体とも、40キロ前後です。

3年間イノシシを食べ続けた結果、
ウリ坊でもなく大き過ぎないこのサイズが1番美味しい
という事が判明しております。

クセがなく、柔らかく、旨味もちゃんとあり、とても調理しやすいのです。

ハンター歴50年以上の猟師さんも同じ事を仰っていたので、間違いないです(-“”-)✧

では、いざ解体!
イノシシの体を洗った後、家の裏に吊るして内臓を出すところからスタートです。
皮をむき、頭をおとします。
皮は面積があれば革製品用に処理します。

そして本体を「前」「真ん中」「後ろ」の3つの部位に分けて
外の作業は終わりです。

ここから家の中で細かい部位分けの作業に入ります。

獣肉処理施設で3年間ほど捌いていたトシさん。
さすがの包丁さばき、手際の良さです。

それでも「1ヶ月空いたら、捌き方を忘れるし技術は落ちる」らしいので
こうしてたまに捌くことでトシさんの技術は維持できております。
猟師の皆さん、、、あざす!

はい。こんな感じに部位分けされます。

捌きながら、肉質・脂の質・匂いで「美味しそうか」予想ができます。
オスとメスでも味が変わりますし、もちろん時期的なものもありますが
トシさんの予想はさすが、いつも当たります。

今回はとても状態が良く、6月なのにウデまで脂がのっていました。
興奮してしまう。40キロ前後で脂がのっていると興奮してしまう。

部位ごとに明記して袋に入れて冷凍します。
その後、別日にスライスやミンチにします。

今回のようなイイお肉はスライス決定です。


県外出身の私は、石川県の「食材の美味しさ」にいまだに感動するのですが
イノシシも、もちろんその1つで、

能登の寒さと、美味しい農作物のおかげで
甘みがあり指で溶けるほど良質な脂がのります。
初めて食べた時の感動たるや。

いまだに今回のような良質な個体の時は感動しますし
うまく調理できた時は、とても幸せな気分になります。
猟師さんやお世話になっている方に食べて頂けると、とても嬉しいです。

山の恵と猟師さんの仕事、捌く技術に感謝し
今日も頂きます。ありがとうございます。

~最後に~
燃費の悪い中村家は、トシさんが多忙でない限りイノシシ受け入れ態勢が整っております。
別の動物でも基本的に大歓迎です。笑

それでは☆

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