昨年の12月のことです。
知り合いの方から
「熊鍋を食べる会がある!」
という電話がきました。
ずっと熊を食べてみたくて、熊の手を食べた夢をみたほどで
つ、ついに!食べることができるっ!!
ということで
金沢の山奥にある「熊じろう」というお店に行くことになりました。
お店は猟師であるご夫婦が経営しているそうで、
「熊じろう」という名前からも期待が高まります。
ガチのやつ!
山側環状から山に入り、ずーっと山道を登ります。
本当にお店があるのか不安になるくらいの山奥で
食べる前に熊に遭遇する恐怖で帰りたくなるような山道です。
細い道を進むと、急に見えてきます。
周りは何もなく猟犬がお出迎え。
ジビエ感がハンパないです。
中に入ると既に鍋の準備はできており
脂ののった熊肉がお皿いっぱいに盛られていました。
初めて熊肉を見た感想は
「熊も紅白!!」ということ。
時期も時期なので、イノシシのぼたん鍋のように
赤身と脂身がはっきりしたお肉でした。
鍋のスープは出汁ベースで
野菜から入れ、しんなりしたらお肉を入れます。
なんと「しゃぶしゃぶすればOK」だそうで
さっと鍋に通して、色が変わったら取り出し、大根おろし・ポン酢をつけて食べます。
熊も、火が通り過ぎると硬くなってしまうからです。
加熱するとこんな感じに↑
ベテラン夫婦の処理が良いからだと思いますが、
臭みは全く無く、赤身部分はコリコリとした歯ごたえがあります。
脂はイノシシ同様、「甘み」があるため、何ともいえないコクがあり
ジビエは脂の質が良いので、どれだけ食べてもくどくありません。
食感と味は、
柔らかいラムと脂ののったイノシシロースと牛肉感を合わせたような
(わかりづらくてすいません。。)
そんな感じです!
そして何とも言えない満足感(*´`*)
「あの巨大な熊を食うている」という、、
横にいる子供達はというと、
ガッツガッツ食べているではありませんか。
子供は食べない、と思っていた周りの大人達がざわつくほど
ガッツガッツ!!!
息子にいたってはおかわりを要求。
熊肉が再びお皿に盛られてくると
「無限に食べれるシステムか!?」という空気を出す中村家。
大人1人分の料金で大人3人分は食べてしまいました。
本当に、、、申し訳ありません、、
それほど、シンプルに、熊が美味しい ということです。
また熊しゃぶを食べたいです。
部位ごとの特徴や味も知りたい!全身食べれたら夢のようですね。
トシさんは「熊を捌いてみたい」と言っているので
熊撃ちできる方、よろしくお願いします!笑
それではまた☆