どーも、こんにちは。
トシです。
さて、前回に引き続き『副業・複業の選び方』について。
今回は稼ぎ方を選ぶときの3要素についてお届けします。
自分が”稼ぎ方”に何を求めているのか?を考えるときの参考にどうぞ。
「金額」と「時間的余裕」と「継続性」
副業や転職を考えるとき、ぜひこの3つについて考えてみてください。
「稼ぎ方に何を求めるのか?」は、この3つを考えることで、明確にすることができます。
それぞれ、簡単に説明しますね。
1.金額
そのままです。
副業・複業による収入が「多い」のか、「少ない」のか。
大きく分けて、「お小遣いくらい(それだけでは生活できないくらい)」「それだけで生活できるくらい」「それ以上」の3つがありますが、
個人的には「お小遣いくらい」が『少ない』、「生活できるくらい」「それ以上」は『多い』と考えて良いと思っています。
2.時間的余裕
これもそのまま。
その収入を得るために、「忙しくなる」のか、「忙しくならない」のか。
3.継続性
これは、副業や複業を始めるとして
「それをいつまで続けられるのか?」という話です。
主に、以下の3種類があります。
①【短期型】始めやすく、辞めやすい
自由度が高く、本業に負担をかけないため副業に向いている。
一方、収入を安定させにくく、各種保証なども少ない。
「仕事の期間」が決まっている場合があり、辞めれば収入はゼロになる。
②【中期型】多少始めにくく、辞めにくい
収入の保証などがあり、最初からある程度の稼ぎが見込めるけれども、「続けること」が前提。
それなりに安定する一方、拘束時間が多いことがあり、「本業」として活動することが多い。
長く続けられるものの、?と同じく、辞めれば収入はゼロになる。
③【長期型】一度始めたら、意識して辞めない限りずっと続く
一度始めてしまうと、自分の意思とは関係なく収入が発生or増加する仕組み。
意識してそれを終わらせない限りは、自動的に収入が入り続ける。
収入を大きくするには時間がかかるが、一方で時間の拘束は少ないことが多い。
「始める」という概念はあるものの、「辞める」という概念があまりない。
2×2×3=12パターン、各組み合わせの実例を紹介
『稼ぎ方』を考える上で重要な要素、
「金額」「時間的余裕」「継続性」について紹介しました。
が、
正直、これだけではイメージが湧きにくいですよね。
なので、それぞれの組み合わせのパターンに当てはまる『稼ぎ方』の例を紹介してみます。
2×2×3の全部で12パターンです。
同じ稼ぎ方でも、複数のパターンに別れることもあります。
(1)「金額:多い」「時間的余裕:忙しくならない」「継続性:短期型」
イベントやそれに伴う収益、ネット商材のプロモーションローンチ、サイトアフィリ(稼げてる人)、アドセンス(稼げてる人)、話題商品の転売など。
イベントや転売は「運」に左右される部分が多く、「資金」も必要。
ローンチは「売るためのテクニックやスキル」が必要となる。
(2)「金額:多い」「時間的余裕:忙しくならない」「継続性:中期型」
大企業の役員、安定した企業の社長、稼げてる外資系保険会社の外交員、サイトアフィリ(稼げてる人)、アドセンス(稼げてる人)、物販(稼げてる人)など。
(3)「金額:多い」「時間的余裕:忙しくならない」「継続性:長期型」
不動産や会社のオーナー(大株主)、市場のオーナー、資金のある投資家、外資系保険会社の役員など。
一部の例外を除き、オーナーになるには大量の「資金」が必要。
(4)「金額:多い」「時間的余裕:忙しくなる」「継続性:短期型」
繁忙期のバイト(リゾート,祭りの屋台,年賀状配達など)、医者のバイト、一部の契約社員・派遣社員など。
(5)「金額:多い」「時間的余裕:忙しくなる」「継続性:中期型」
普通のサラリーマンや、雇われ社長、一部の契約社員・派遣社員、安定した企業でのパートなど。
会社が続く限り、心身が健康である限りは働ける。
(6)「金額:多い」「時間的余裕:忙しくなる」「継続性:長期型」
希少な技術を持った職人(デザイナー、プログラマ含む)や、マンパワーで会社を引っ張る社長など。
需要があるため、定年退職後も働ける。というか周りから求められるため、働かざるを得ない。
(7)「金額:少ない」「時間的余裕:忙しくならない」「継続性:短期型」
ニート、フリーター、ネットビジネスをしてる人の大半(稼げてない人)など。
(8)「金額:少ない」「時間的余裕:忙しくならない」「継続性:中期型」
扶養内におさまる程度のパート、内職など。
(9)「金額:少ない」「時間的余裕:忙しくならない」「継続性:長期型」
貯金、国債や株(資金少なめ)など。
いわゆる「オーナー」に当たるが、資金などの規模が小さいため、稼ぎも少ない。
(10)「金額:少ない」「時間的余裕:忙しくなる」「継続性:短期型」
働いても賃金が出ないという・・ごく稀にあるブラックバイトなど。
過去に苗場のスキースクールにて経験有り(笑)
(11)「金額:少ない」「時間的余裕:忙しくなる」「継続性:中期型」
ごく稀にあるブラック会社の社員や、完全歩合制の営業(ノルマ有り)など。
辞めようにも辞められない仕事なども含む。普通の人には縁のない話。
(12)「金額:少ない」「時間的余裕:忙しくなる」「継続性:長期型」
安定して少しの金額が入ってくるにも関わらず、超忙しくなる。
そういう稼ぎ方は聞いたことがないため、不明。
全ての仕事や働き方には「発展性」がある
以上、最後の1パターンを除いた、全11パターンの例を紹介しました。
なんとなく、進みたい未来へのイメージは掴めたでしょうか?
ぶっちゃけ、これ以外にも「リスク(収入を得るために賭けるもの「資金」など)」や「市場規模」なども考える必要があるのですが、それは目指す方向が決まってからの話。
最初は気にしなくてもOKです。
また、
これを読まれる方の何人かは気づかれるかと思うのですが、
全ての仕事や働き方には、
ドラクエの「転職システム(いわゆる「ジョブシステム」)」のように『発展性』があります。
例えば、最初は(8)の「扶養内でのパート」から始めて → 働き続けることで(5)の「フルタイムパート」や「正社員」になる、という感じですね。
つまり、最初は「小さな規模」での稼ぎ方であっても、
努力や時間の経過によって「大きな規模」の稼ぎ方に発展させることが可能なんです。
なので、稼ぎ方や副業を考えるときは、
『今できること』で考えるよりも、まずは『将来的にどうなりたいのか?』で考えると良いですよ。
目指す方向が決まっていれば、その手前の「仕事」や「稼ぎ方」を選ぶことで、少しずつ目標に近くことができますから。
道は「未来からの逆算」で選ぶと後悔しない
逆に、『今できること』から道を選んでしまうと、
その延長にある未来にしか辿り着けません。
なぜなら、
仕事や稼ぎ方を発展させられる方向は決まっているから。
例えば、(3)の「不動産のオーナー」や「投資家」になりたいのに、(5)の「サラリーマン」や、(7)の「ネットビジネス」を始めても、仕方がありません。
「サラリーマン」や「ネットビジネス」の仕事をどれだけ頑張ろうが、『不動産』や『株』は手に入らないからです。
もし「不動産オーナー」や「投資家」になりたいのであれば、規模は小さくても(9)の『不動産』や『株』や『国債』を買うという道を選ぶ必要があるんですね。
「規模」は小さくても、努力と時間によって大きくすることはできます。
でも、「方向」が違えば、どれだけ努力し、時間をかけようが、望む未来には至りません。
だから、「目指す方向」が大切なのです。
ここを間違えないように、注意してくださいね。