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【釣果報告】穴釣りにはブラクリよりもジグヘッド!?2021年の釣り初め

【釣果報告】穴釣りにはブラクリよりもジグヘッド!?2021年の釣り初め

今回の冬は本当に強風の日が多いですね。

年始から複数回海に出かけてますが、水温も低く、釣果はゼロ。少しの当たりさえありません。

 

ホームの釣り場ではアジング、メバリング、ジギングをやってみても無反応&周りも誰一人として釣れておらず、あまりに釣れない日が続いて辛くなってきたので、ターゲットを変えて穴釣りを楽しんできました。

 

その中で、今までの常識がまた一つ覆される経験があったので紹介します。

場所は、また羽咋の某所です。

 

冬の外浦は魚がいない???

 

Twitterで繋がっているアングラーの方々を見てると、最近は富山方面でヤリイカがよく釣れているようですね。

よく釣れる場所は混んでるそうで、トラブルも多いとか。

 

僕がよく行くホームの釣り場は、年始以降、基本的に誰もいません。

ちょっと遅い時間に出発して『あー、今日はいい場所取られてるかなぁ』なんてドキドキしながら向かっても、現地には車が一台もいない、なんて日ばかりです。

 

冬の羽咋周辺は、そんなに釣れない場所なんでしょうか?

いや、確かに全く釣れないんだけれども・・

 

内浦である能登島周辺で釣ってる方曰く、『たぶん水深が浅くて水温が低く、ほぼ回遊して来ない&居着きの魚もいないのじゃないか?』とのこと。

 

居着きのアジの釣り方を教わってやってみたものの、全くの無反応だったので、その予想は当たってるのかもしれませんね。

 

とはいえ、釣りはしたいので「それならば、そこにいる魚を狙ってみよう!」と穴釣りをしてみました。

 

 

 

テトラの中には魚がいる!

 

その日はたまたま、この冬には珍しいくらいに晴れて無風の日でした。

海も、今までの荒波が嘘だったかのように、凪の状態。遠くではパドルサーフィンをしてる人も見えます。

 

そんな中、アオイソメを購入して釣り場にイン。

テトラ玉、鉛の4号玉で作ったお手製ブラクリなどを使って、順番に糸を垂らしていきます。

 

海の中も澄んでいて、よく魚の姿が見えました。

テトラを少し離れると全くいませんが、テトラの中には沢山いますね。

 

垂らしてしばらくは反応が無かったものの、1分ほど放置したところで糸が動き始める。

すかさず巻き上げると、20cmほどのカサゴをゲット!!

 

1匹でも釣れると、がぜん元気が出ますね(笑)

対して、周りでアジング・メバリングしてる人たちの視線が気になります・・(本当釣れませんよね・・)

 

ただ、針にカン付きチヌ針5号を使っているせいか、その後も当たりはあるもののフッキングには至らず。

沢山いるのに何故だろう?と不思議に思っていると、なんとか1匹釣り上げて判明。テトラの中の大群は口の小さなメジナの群れだったようです。

 

そりゃ、チヌ針はなかなか咥えませんよね。

 

 

結局、その後しばらく穴を探り続けるも、明確な当たりは1匹のみ。

海は凪といっても波が無いわけではないので、意外と根掛りによるブラクリのロストも続きます。

 

そして、メジナによる猛攻を受け、餌もどんどん減っていく。

 

ブラクリの残量が半分になったところで少し嫌気がさして、「メジナの野郎、釣ってやる(# ゚Д゚)」と、ブラクリから針の小さなジグヘッド(0.6g)に換えてみました。

ジグヘッドに付けるのは、ワームではなく、餌。垂らしの長さは1cmくらい。

 

 

こうなったら釣り上げて食ってやるわ!

 

 

 

結果、カサゴを独り占め

 

大きな魚の姿がチラチラ見えていたので、その目の前に落としてみることに。

 

ゆーっくりとシャクって→落としてを繰り返していると、近づいては来るものの、なかなか食いには来ません。

流石大物、警戒してるのか。

 

が、少し諦めて糸を巻きあげた瞬間、穴から飛び出して食ってきました(笑)

25cmくらいの大きなカサゴ!!

 

興奮しすぎて写真は撮り忘れた!!

 

 

で、その後もジグヘッド+餌の組み合わせでフワフワさせると、釣れるは釣れる。

結局、その同じ穴だけで大小10匹以上釣れました(笑)

 

冬の間は誰も来てないのか、良いサイズばかり。

カサゴってそんなに移動する魚でもありませんし、釣り人の多い夏場だと、ここまで釣れないのではないでしょうか。(知らんけど)

 

小さい個体、メジナ、メバル、その他よく分からん魚はリリースし、以下の釣果に。

 

個人的には大漁!大満足です!

この日は誕生日だったのですが、人生で一番楽しい誕生日になった気がします(笑)

 

 

 

ジグヘッドは波が強くてもブラクリよりも根掛りが少ない!

 

今回の釣行では、釣果もさることながら、「穴釣り=ブラクリ・テトラ玉」という常識?が必ずしも正しいわけではない、と分かったことが一番の収穫でした。

 

特に、根掛かり率が下がったのが嬉しいですね。

軽いので流されますが、波の流れに合わせて針先が上・前を向くせいか、無理やりシャクらなければ、まず根にかかることはありませんでした。

※ヘッド形状が丸いものに限ります。ダート形状など尖ったものは根がかりしました。

 

後日、確認のために改めて同じ穴で釣りをしましたが、やはりブラクリやテトラ玉よりも反応が良く、根掛り率が圧倒的に低い!

(この日は波しぶきがかかる程度には波が高かったにも関わらず、ジグヘッドのロストは、なんとゼロ!)

 

お持ち帰りは2匹だけですが、十分な検証ができたように思います。

 

重りなしの針+餌だけでも釣れるには釣れましたが、やはり針先がいろんな方向を向くせいか、それなりに根掛かりしました。

なので今後は以下のようにしようかと。

 

▶︎波が穏やかな時=0.6gのジグヘッド+餌orワーム

▶︎それなりに波がある時=1g〜1.3gのジグヘッド+餌orワーム

▶︎かなり荒れてる時=危ないので行かない or 行くなら1.5g以上のジグヘッド

 

 

夏場の水温の高い時期であれば、でかいテトラ玉でも飲むのでしょうが、まだまだ水温の低い時期は小さい方が良いのかもしれませんね。(腹の中には1〜2cmほどの小海老が入っておりました)

 

あと、高所からの穴釣りなら重いブラクリの方が感覚が掴みやすいのかもしれませんが、僕のホームは高くても3m程度。ここで穴釣りするなら、少し重めのジグヘッドで十分でしょう。

 

なんでも、自分で考えてやってみるのは楽しいですね〜。

 

 

以上、2021年の釣り初めと、穴釣りについての釣果報告でした。

 

また面白い気づきがあったら、書いていきますね。

 

 

 

 

▼今回使用した釣具はこちらです

 

【オルルド釣具】テトラ攻略 超コンパクトロッド「テトルドX」

リールは家に余ってた安物。これまた余ってた4号ナイロン糸を巻いて使ってます。

完全に穴釣り専用ですが、意外とテトラ玉くらいなら30mくらい投げられるという。重さ耐久も今回程度なら余裕。

使ってると変な目で見られるものの、コンパクトなのでテトラの上を移動し続けるには、とても使い勝手が良いです。

 

羽咋周辺で見かけたら僕なので、声かけてくださいね(笑)

 

 

ささめ針(SASAME) RT-05 カン付チヌ

テトラ玉・ブラクリを自作するために購入しましたが、正直言ってカサゴ程度にはオーバースペック。

カン付きなので取り付けはしやすいものの、もっと小さい針(3〜4号)にするとともに、重りと針の間は3〜5lbくらいの捨て糸に変更した方が良いかな。そうすれば、根掛かりしても針のロストだけで重りは無事だし。

とりあえず刺さりはとても良いので、残りはフカセ釣りで使ってみたいところ。

 

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