どーも、こんにちは。
今月のワナ免許の取得に備え、講習会に参加してきたトシです。
今回は、その講習会で聞いたことが元ネタ。
狩猟免許を取得するのにオススメの時期について紹介します。
【2017/02/21:追記アリ】
まず「オススメしない」時期
各都道府県によって受験できる時期は異なりますが、
正直、冬の受験はお勧めしません。
というか、
できれば冬の受験は避けましょう。
その理由は、
冬期の試験は受験者が多くて、講習会で教われる内容が薄くなってしまうからです。
僕も今日は2時間半待たされました。。
冬場の受験者数は、夏場の2倍強
石川県では1年に4回、狩猟免許の試験を受ける機会があります。
「6月」「7月」「9月」「2月」の4回ですね。
僕はこの内の「6月」を経験済みで、今回は「2月」の受験になります。
そして、今回の講習会で「7月」と「9月」の様子についても聞いてきました。
その結果、
冬場の「2月」だけ、受験者数が圧倒的に多いのだそうです。
夏や秋の受験では総受験者数が90〜110人前後だそうですが、
冬は200〜300人が受験するのだとか。
なぜ冬だけ・・?
その理由は、
冬場は畑仕事がなくて時間に余裕のある人が多いからです。
受験者の7〜8割が50代以上・・
近年、漫画やドラマの影響もあってか、狩猟に興味を持ち、免許を取得する若い人が増えているそうです。
そのため僕も「若い受験者もまあまあいるんだろうな〜」「同い年くらいで知り合えたらいいな」なんてイメージや期待を持っていたのですが、現実は全く違いました。
あくまで聞いた話で、公表されている具体的なデータなどは見つからなかったのですが、、
石川の場合、なんと毎年新規で狩猟免許を取得する人の7〜8割は50代以上なのだとか。
(時には9割を超えることもあるらしいです・・)
確かに、参加者を眺めた感じでは10〜30代は10人ほど・・5〜6%程度にすぎません。
右も左も、前も後も、目につくのは年配の方ばかりです。
なぜ、それだけ年齢に偏りがあるのか?
それは、免許の取得に至る理由の多くが『イノシシやシカなどの獣害による農業被害を減らすため』であり、そういう「農業に従事している人」の平均年齢が66.8歳(平成28年)だからです。
じつは『ハンター』というものに興味を持って受験する人はあまり多くなく、その多くは『必要に迫られて仕方なく』という人なのですね。
結果として、
農業の閑散期における冬の試験では受験者が多くなり、他の時期の講習会であれば繰り返し何度もできる『実技試験の練習』や『様々な質問』が、冬の講習会では十分に出来なくなる、というワケです。
じっくり確実に学びたければ
農家の方は『どうしても冬しか時間が取れない』ということも多いでしょうが、そうでない方、例えば普通のサラリーマンの方などは
3月中旬〜7月下旬、または8月下旬〜9月下旬くらいに受験するのがオススメです。
(開催される時期は都道府県によって異なります)
そして猟期直前の試験よりも、できればその1,2回前の試験に参加した方がいいでしょう。
早い時期は駆け込み受験者もいないため参加者も少なく、『教える側』『教わる側』共に余裕を持って講習を進められるようです。
事実、以前参加した講習会では時間を延長してまで丁寧に教えてもらえましたが、今回の講習会はかなり急ぎ足での説明になっていました。
一人当たりの実技の練習時間・回数も少なくなっていましたし、時間に余裕があるのであれば初夏〜夏時期の受験を勧めます。
その方がじっくりと繰り返し学べますので、合格率が高くなると思いますよ。
『狩猟免許に興味はあるけど、、いつ受けたら良いんだろう?』と悩んでいる方は参考にしてみてください。
追伸【第1種免許、第2種免許を取得する場合】銃の所持にかかる期間を考えると・・
あくまで僕の住んでる地域の話ですが・・
空気銃の所持にかかる日数は申請から約1ヶ月、装薬銃の所持にかかる日数は申請から2ヵ月半というのが普通です。
そして、狩猟免許の結果が出るまでの日数が、受験から約2週間。
そう考えると、『狩猟免許を取得してから銃を所持しよう』と思っている方であれば、6月〜遅くても7月までには試験を受けておきたいところですね。
それ以上遅くなると、人によっては狩猟の解禁日に間に合わなくなる可能性が出てきます。
「また今度でいいや」なんて思ってると、いつまでも取れません。
思い立ったらすぐ申し込むと良いですよ。
【2017/02/21:追記】やっぱり田舎の冬は避けましょう・・
本日、ワナ免許の試験を受けてきました。
この記事を書いた時の講習会から「多いな〜」「本番大丈夫かな〜」なんて思ってましたが、
予想通り・・
めっちゃ待たされました…orz
受験者数190余名。
内、重複も含めて罠が170名くらいかな?
朝9時半に受付が始まり、昼休憩などを挟んで、完全に終わったのは16時半過ぎでした。
丸7時間かかっていることになります。
でも、僕は経験者だったのもあり、筆記試験は10問だけ。
見直し2回やっても5分で終わりました。
そして、そこから適性試験まで3時間の『待機』。。
適性試験は2分が2つ(運動能力と聴力)。
その後、実技試験まで再び『待機』。
次は3時間半・・
もちろん、一番大変なのは県庁や猟友会の担当者の方々です。
僕が実技試験を受けに入ったとき、ホントに疲れ切った顔をしてましたし。。
でも、受ける側も辛いのは事実です。
田舎に住んでいて、
狩猟免許、特にワナ免許を受ける予定の方は、
冬期は外した方が懸命です・・