どーも、こんにちは。
中学生時代、ニキビが沢山できて顔が赤い様子から、
『ゴブリン』と呼ばれていたトシです。
僕はそんな中学時代からずっと「顔の皮脂分泌量が多いこと」に悩んでいたのですが、
つい昨年、その悩みを解消することができました。
今回は、僕が実践した
脂ギッシュなオイリー肌をスベスベの素肌に戻した方法を紹介します。
※ホルモンバランスの乱れがちな10代の方には当てはまらない可能性があります。
※専門的な部分は出来るだけ省いて説明しています。
※1型糖尿病の方はできません。場合によっては命に関わります。
皮脂が過剰に分泌され、オイリー肌になる原因とは?
まず、問題の「対策」を知る前に、その「原因」を確認しましょう。
僕らはなぜ、脂ギッシュなオイリー肌になってしまうのでしょうか?
その主な原因は、以下の2つです。
?顔の潤いが足りておらず、肌を守ろうとして皮脂が分泌されるため
?日常的に「糖質」を多く摂っており、余った糖質が中性脂肪となり皮脂として分泌されるため
?については、もう既によく知られた話ですよね。
「十分に保湿できる潤いのある肌であれば、皮脂の分泌や顔のテカリは抑えられる」
「だから化粧水や乳液を使って肌に潤いを持たせましょう」
そういう化粧品メーカーのCMや、アフィリエイト・アドセンス目的のサイトが多くありますから。
一方で、?についてはあまり知らない人が多いのではないでしょうか?
じつは化粧品でどれだけ保湿をしたとしても、オイリー肌が治るという訳ではないんです。
その理由はいくつかあるのですが、その1つが上記の?。
現代人は糖質過多な食事を摂っている人が多いのですが、細胞がエネルギーとして使える糖質には限りがあります。
そして、余った糖質は中性脂肪となり皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられるのですが、一部は皮脂などとして体外にも排出されます。
こうして分泌される皮脂は「体内で余剰となった糖質」が原因なので、
肌の乾燥対策をしても、あまり意味がありません。
なので、本来は対策を取る前に「あなたのオイリー肌の原因」が?なのか?なのか、それとも?と?の両方なのかを知る必要があるのですが、
今回、僕が紹介する方法であれば、この?と?について同時に対処することができます。
外を変えたければ、内を変える
これもよく言われていることですよね。
肌は人の体の一番外側であり、古い肌は “垢” や “角質” となり取り除かれ、新しい肌が体内より生成されてきます。
だから、『いずれ捨てられてしまう外を変えるより、根本となる肌の中から変えよう』というわけです。
僕は、これに賛成です。
そして今回紹介する方法も、体内を変える方法になります。
何を変えるのか?
簡単に言うと『普段の食事』を変えます。
具体的には、
日常的に摂っている「糖質」を “少し” 減らして、「タンパク質」と「良質な脂質」を増やしましょう。
日本人は「タンパク質」と「良質な脂質」が足りてない
「糖質を減らす」→分かる
「タンパク質を増やす」→まあ、分かる
「脂質を増やす」→はあ???
となる人が多いと思うので、先に解説。
長くなるので難しいことは省きますが、
まず、トランス脂肪酸を代表とする「身体に悪い脂質」は例外ですが、オリーブオイルやココナツオイル、DHA、EPAなどの良質な脂質(油)はそれ単体では太らず、摂る量を増やしたとしても皮脂の分泌量は大して変わりません。
むしろ、良質な脂質は「ホルモンや体の細胞を作るために必須の栄養素」であり、「不足することで全身に様々なトラブルが起こってしまうくらい大事なもの」だったりします。
そして、昔の僕を含めた多くの日本人は、
エネルギーや余剰皮脂の元となる「糖質」や、正常に代謝されずに身体に溜まる「身体に悪い脂質」は沢山摂っているのですが、
正しく代謝されて細胞の基礎となる「タンパク質」や「身体に良い脂質」は不足しているレベルなんです。
その結果として、「肥満」や「オイリー肌」「便秘」や「肌荒れ」などに悩む人が沢山いるんですね。
「糖質」を減らし「タンパク質」と「良質な脂質」を増やせば、肌が潤い、皮脂の分泌量が減る
『体脂肪率7%になった脂質代謝の食生活』でも紹介していますが、
現在の僕はあまり糖質を摂りません。
そのかわりに、カロリーの大半を「良質な脂質」(とタンパク質)でまかなっています。
こうすることで、僕のカラダは脂質を代謝(エネルギーとして消費)するように変化し、
結果として「無駄な脂肪がなくなり」「長距離(20km程度)を走ってもバテなくなり」「頭の中がクリアになり集中力が増す」などの沢山のメリットを感じることが出来たのですが、
じつは、そのメリットの一つに「皮脂の過剰分泌がなくなり顔のテカリがなくなった」というものがあるんです。
以前の僕は、昼過ぎには “おでこ” に皮脂が浮き出ており、あぶらとり紙で皮脂を除去するのが日課になっていました。
でも、糖質を減らし、良質な脂質を増やす生活を続けることで、いつからか “おでこ” の皮脂が気にならなくなりました。
そして、それまで毎晩、風呂上がりにつけていた「化粧水」や「乳液」をつけなくても、肌が乾燥せず、潤ったままの肌になっていることに気がつきました。
朝起きた時も、顔を洗うのに洗顔フォームは使いません。
“ぬるま湯” や “水” だけで十分な肌になったんです。
それは、なぜか?
理由は単純です。
まず、
「糖質」を減らしたことで体内の過剰な糖質が減り、分泌される皮脂の量が減ったから。
そして、
「良質な脂質」と「タンパク質」を沢山摂ることで、肌にそれら栄養素が行き渡り、潤いを溜め込むことのできる「細胞間脂質」などが十分に作られるようになったからです。
外(化粧品)に金をかけるくらいなら、内(食事)に金をかけた方が得られるものが多い
ここでは難しい肌の構造については話しません。
詳しく知りたければ、『角質 構造』や『保湿 メカニズム』などでググってみてください。
詳しく解説されているサイトや記事が沢山あります。
今回、僕が伝えたいのは、
脂ぎったオイリー肌を改善したければ、「糖質」を減らして「タンパク質」と「良質な脂質」を増やそうよ
ということだけ。
理屈としては、これで肌のトラブルの多くは改善しますし、
実際に僕のオイリー肌も気にならないレベルになりました。
中学時代の友人にも『めっちゃ肌綺麗になったな』と言われるレベルです。
その “おでこ” の写真がこちら。
まだ、オイリー肌だったころの跡が一部に見られますが、過剰の皮脂分泌は “ほぼ” ありません。
あぶらとり紙を使っても、毛穴部分の皮脂が取れる程度です。
しかも、肌が綺麗になるだけでなく、
・体脂肪が減る
・髪が綺麗になる
・暴飲暴食が減る
・イライラが減る
・スタミナがつく
・集中力が増して仕事の効率が上がる
など、メリットも沢山。
これは僕が男性だからなのでしょうが、
正直、「化粧水」や「乳液」「クリーム」に金をかけるくらいなら、
その代金で「無油無塩ナッツ」や「オメガ3系の油」、「天然の青魚」や「平飼いの肉」を買った方が、はるかに得られるものが多い気がします。
本当に脂ギッシュなオイリー肌に悩んでいて、
今まで、どの化粧品を使っても改善しなかった。
そういう人は、ぜひ試してみてはどうでしょうか。
顔の皮膚はターンオーバーが比較的早く、約14日から遅い人でも40日ほどで細胞が入れ替わりますので、
思っているより早く、その効果を実感することが出来るかもしれませんよ。