どーも、こんにちは。トシです。
ここ1ヶ月ほど、運動会や綱引きの練習、事業の活動などで忙しくて、全くサイトを更新できませんでした。
一応、有害駆除で担当してる箱罠は見回ってますが、この時期はイノシシが羽咋周辺にはいないようで、くるのはタヌキばかり。つまらん限りです。
さて、とはいえ空き時間を見つけて、箱罠の自作や、セローに中華フォグランプを取り付けなどもしてました。
今回は、フォグランプの取り付けについて備忘録を兼ねて、配線図や作業手順などを残しておきます。
※知識のない素人施工です。
※【追記】取り付けから5ヶ月経って、嵐の中も走り回ってますが、問題ありません。
フォグランプ取り付けに必要な部品など
今回取り付けたフォグは、アマゾンの格安フォグランプ。
付けてみて思いましたが、セロー標準のハイビームよりも白くて明るいです。
僕は片方ハイビーム&片方フォグランプとして考えていたので丁度良かったですが、ただのフォグ目的なら広角でもいいかも。
あと、さすがに品質は価格なりです。
本体は金属製で堅牢さがありますが、ネジ穴が1つスカスカだったり、ライトの光が隙間から漏れたりと、しっかり使いたいのであれば取り付け前に隙間を防水処理しておいた方が良いかと。
僕はセメダインの「スーパーX」を使って、隙間とネジ穴、レンズと本体の間を埋めておきました。
『熱・水・ショックに強い』とあったので選びましたが、とりあえず今の所は問題ありません。
その他、用意したパーツは以下。
中華スイッチ
防水処理などされてない、接続部分がむき出しのスイッチです。
以下のシーリング材を使って裏側から埋めておきましたが、なんと表のスイッチ裏部分の処理を忘れるという・・(最終的な形は後ほど)
エーモン 4極リレー
僕も今回使うまで知らなかったのだけれど、「リレー」というのは『キッカケとなる電気が流れると、電装機器本体に電気が流れるような仕組みを持った機器』のこと。
電装機器をスイッチ連動にしたいのであればリレーを設けた方が良いらしい(というか必須?)
ギボシ端子セット(オス/メス、コードの太さ0.5〜2.0)
配線と配線を確実に接続するための端子。
今回はスイッチの配線が0.5sqで、それ以外の配線が0.75sqだったから丁度良かった・・と思いきやヒューズホルダーの配線がギリギリ2.0sqをオーバーする感じだったため、次の太めの端子が必要になるという・・。
ギボシ端子セット(太いコード用)
適当に買ったヒューズホルダーの配線が太すぎて、どうしようもなかったため購入。
一応、これのオスと上記ギボシのメスは接続できました。
Y型接続端子(ギボシ端子)
リレーの黄色配線1本から、フォグランプの+配線2本に繋げるために購入。
リレーとセットになったお得なパックもあるので、そっちの方が便利そう。
『エーモン Y型接続端子 ギボシ端子用 + リレー 4極 DC12V車専用 20A セット』
Y型接続端子(平形端子)
リレーの起動スイッチの電源をホーンから取るために購入。
ヒューズホルダー(+余ってた15Aヒューズ)
フォグランプの+電源とバッテリーの+の間にヒューズを設けるために購入。
フォグは1.7Aくらいなので本来なら5Aくらいがいいのだろうけれど、工具箱にミニ平形ヒューズ15Aが転がってたので、それを転用するためにこれを選択。
手元にヒューズがなければ、下のヒューズホルダー+管ヒューズを2つ買った方が良さそう。
ヒューズホルダー+管ヒューズ(5A)
スイッチとホーン電源の間に設けるために購入。
スイッチは規格が書かれてないし、スイッチの起動部分だけなので、無くても良かったかも知れないけれど念のため。
(水でショートしても困るので)
配線コード(黒/赤)
各パーツをつなぐために購入。赤が+、黒がーのイメージ。
L字金具×2個
フォグランプをバイクに固定するため、ホームセンターで購入。
フロントフォークの以下のネジに固定できるように、短い辺をディスクグラインダーでカットしてます。
カットしない場合、L字金具が斜めに付くことになるため、少し見た目がダサくなります。
(フォグの取り付けには問題なさそうですが・・)
その他工具
取り付けに関して使った道具は、以下の通り。
・ペンチ
・ニッパー
・ディスクグラインダー
・検電テスター
カシメ作業はペンチでやりましたが、確実にカシメるなら「電工ペンチ」はあった方が良さげ。
安心できるし、手首にかかる負担も少ないので。
また、検電テスターはアースをとる場所を探るのに必要です。
安いもので問題ないので、用意しときましょう。
フォグランプの配線図/実際の配線
各パーツが揃ったところで、配線の接続などを行っていきます。
まず、全体の配線図は以下。自分で見たときに分かりやすいよう、配線の色も書いてあります。
そして、実際に取り付け前に自宅で仮組みしたとき配線が以下。
この時点では「フォグからアースにつなぐ部分」だけが未定でしたが、他はこの通りで変更していません。
ちなみに僕も今回初めて知ったのですが、端子の取り付けは+配線にメス端子がくるようにつけるそうです。
+配線は電気が流れるわけですが、電気が流れてる状態で不意に他へ触れることによる「漏電」や「機器や配線のショート」を防ぐために、ビニールカバーに覆われたメス端子を使うんだとか。
配線は、スイッチ>フォグ周辺>フォグ電源という流れで作りました。
各工程の写真を、以下に載せておきます。
実際の作業の流れ(取り付け)
配線が出来上がったら、セローに取り付けます。
まず、フォグランプを付けたい場所にL字金具を装着。フロントフェンダーの一部が邪魔になるため、ディスクグラインダーで削りました。
でも、最初にやった左側はこんな感じに削り取ってしまうという・・。上みたいに金具が通る位置だけ削るのが見た目的に良いですね。
金具を取り付けたら、まずフォグランプも取り付けてシュラウドなどに干渉しないか確認。
この位置なら特に問題ありませんでした。
フォグランプの位置が確定したので、あとは配線処理。
サイドカバーやシュラウドを外して、プラス→マイナスの順で繋いで、配線を邪魔にならないようにまとめて完成。
配線を繋いだら、とりあえず動作チェック。
フォグ単体の動作チェックはバッテリー直で確認できたけれど、配線つないだ後はちゃんと動くかドキドキする。
キーをオンにして、
スイッチもオンにしてみると・・
点いたー(・∀・)!!!
無事に動作チェックが完了したので、あとは配線まとめて終わり。
配線はできるだけフレームに沿わせて、インシュロックで固定する。
シート下はシートとフレームの隙間がほぼないため、配線はできるだけシートフレームの下を通すようにするのがオススメ。
シーフレームの上を通すと、多分どこかで断線すると思われます。
そして、配線処理もシュラウドやサイドカバーの装着もぜーんぶ終わって『これで完璧!おつかれ自分!』ってところで発覚したのが、パーツの紹介でも書いたスイッチの防水処理忘れ。
スイッチの裏側は処理したけど、スイッチの表側は隙間から端子が見えてるっていうね。
大丈夫なのかもしれないけれど、何かあると嫌なので苦肉の策で以下のような感じにしてます。
正直ダサいけど、かっこよさよりも使い勝手を優先したくなるのがセローってバイク。
昔乗ってたCBやブラックバードではありえない発想ですね。
でも、これで嵐の中でも問題ないので、当分はこれでいきます。
というわけで、以上セローに中華フォグランプを取り付けた備忘録でした。
『自分でやってみたい!』という方は参考にどうぞ。