どーも、こんにちは。
トシです。
前回の記事で『レインストームの有効射程距離』についてお届けしましたが、 とんでもない距離で獲物を仕留めてる猟師さんがいたので、紹介します。
動画を沢山上げておられるのですが、いずれも面白い内容ばかりです。
レインストームで140mの遠距離射撃
文章で説明するよりも、まずは実際に動画を見た方が早いでしょう。
140mの遠距離で鴨を仕留めてる動画です。
「射撃の精度が高すぎる」というのが、初めて見た時の僕の感想でした。
コメントから質問してみたところ、『自作の三脚ポッドでの依託』+『スコープの接眼レンズにデジカメ固定』による射撃だそうです。
三脚は市販されてる “デッドショット・フィールドポッド(以下画像)” を模して自作したもので、射撃のブレを限りなく抑えてくれます。
また、接眼レンズにデジカメを固定することで、毎回同じ視点から狙うことが可能になり、頬付けの位置のズレによる誤差を極限まで減らすことができるようですね。
とはいえ、50mでゼロインしていると仮定した場合、弾道計算ソフト『Chair Gun』で計算すると140mでは弾丸がスコープの中心から140cmも落ちることになります。ゼロイン70mの場合でも118cm・・
それを狙って、しかも当てることが出来るというのは・・
運などもあるのでしょうが、それ以上の何かを感じます。
僕のレインストームは『10発撃って2.5cm以内に着弾』という集弾性能でしたが、この方のレインストームは『4発撃って1.5cm以内に着弾』ということなので、僕の銃よりもバレルの精度が良いのかもしれませんね。
それか、『国内の正規ルートで購入・メンテしてから納品された銃』と『個人で輸入してメンテ無しで使ってる銃』の違いかもしれません。
猟師としての技量
僕は今期猟師になったばかりなので、純粋にこの方の猟を「スゴい」「面白い」と思えます。
ですが、昔からやっている方の中には『道具を使うなんて邪道だ』という人もいるかもしれません。
でも、僕はこう思うんです。
『スニーキング(忍び)と射撃の腕』=「猟師としての技量」
というのは疑うところがありませんが、
『猟具に対する理解を深めて、それを最大限活用できるように工夫する』ことも「猟師としての技量」なのではないか、と。
ゲームを例に出して申し訳ないですが、モンハンでも「剣やボウガンなどの武器だけで戦うプレイヤー」もいれば、「罠や爆弾を最大限活用して戦うプレイヤー」もいます。
これは、どちらが良い・悪いというわけではなく『そのやり方がその人に合っている』というだけの話。
実際の猟についても同じだと思うんですよね。
理解を深める方向が違うというだけで、『狙った獲物を、狙ったように仕留められる=猟師としての技術がある』と僕は考えます。
集団で猟をする場合は、猟のやり方もある程度合わせなくてはなりませんが、個人で単独猟に出るときは「猟師としての一般常識」さえ守っていれば何でも良いんじゃないでしょうか。
何はともあれ、
僕はこの猟師さん(michinoku. hunting)の色々工夫してる感じが好きです。
なので、最後に彼の動画のオススメを紹介しておきます。
レインストームを購入候補に入れている方は、見ておくと良いですよ。
レインストームでの猟の色々
レインストームのクリーニング
空気銃猟に必要不可欠な狙点の計算方法について説明
雪景色の猟行
「矢に強い」「矢に弱い」とは
距離があるので会えませんが、個人的に一緒に飲んでみたいと思ってる方です。
いつか叶うといいなー。