
どーも、トシです。
突然ですが、僕はサバゲーが大好きです。
そして、スナイパーライフルなどの長物も大好きで、初めて買った銃はマルイのL96(笑)
ただ、スナイパーライフルって本当にカッコいいんですけれど、なかなか真っ直ぐ飛ばないんですよねぇ。
スコープ調整してても、左右に曲がっていくという・・。
ところが最近、実銃(空気銃)の撃ち方を練習していて、エアガンの弾道の曲がりに対する解消法を発見しました。
早速試したところ、真っ直ぐ撃てるようになりましたので紹介します。
特に、サバゲー初心者は必見ですよ。
弾道が左右に曲がる原因は主に3つ
弾道が左右に曲がる原因として、まず一般的に思いつくのは
1、パッキンの歪み
2、射撃時のブレ
の2つでしょうか。
他にも「インナーバレル内の異物」や「BB弾の歪み」「風や雨などの外的要因」なども考えられますが、よくあるのはこの2つです。
けれど、それ以上に曲がる原因となっているのが
これです。


特にL96などの『高精度に作られた銃』、しかも『新品』、にもかかわらず『大きく左右に曲がる』場合。
これが最大の原因である可能性が高いです。
首の傾き⇒銃の傾き
では、
どうして銃が傾くのか?
それは、銃の構え方や姿勢に問題があります。
『どうしても弾道が曲がる』と悩んでいる、あなた。
もしかして、
銃を構えた時に首を曲げるような体勢で、覗き込むようにスコープを見てませんか?
もし当てはまるのであれば、弾が曲がってしまうのは、そのせいです。
(一部、真っ直ぐ撃てる人もいますが・・)
なぜなら、首を曲げると身体が傾いてしまい、身体が傾くと銃も傾くから。
これは人の身体の構造上、意識しないと修正できません。
普通の人はどうしても『首を曲げる→身体が傾く→腕が下がる→銃が傾く』ということになります。
それじゃ、
どうして銃が傾くと弾道が曲がるのか?
それは簡単な話ですよね。
少し物理(?)の話をしますが、エアガンに限らず、空気銃や装薬ライフル銃も含め、全ての銃から撃ち出された弾道は放物線を描きます。
こんな弾道ですね。
そして、仮に銃が垂直であれば、弾道も一直線になります。
こんな感じ。

しかし、
銃が傾いていると、どうなるか?
こんな弾道になります。

仮に銃が右に傾いていれば、ホップがかかるタイミングで弾は右側に移動し、そのままに右下に着弾してしまうわけです。
これが『銃の傾き⇒弾の傾き』の理屈です。
つまり、『首が曲がる→身体が傾く→銃が傾く→弾道が曲がる』と話が繋がります。
正しい姿勢で構えれば、弾の曲がりは改善する
銃を撃つときは背中を丸めているイメージがあるせいでしょうか。
首を傾けてスコープを覗くのは、特に映画やゲームでスナイパーに憧れ、サバゲーを始めた人に多い気がします。
ですが、映画やゲームの登場人物が曲げているのは、背中だけ。
あくまで首は真っ直ぐです。
(一部例外もありますが)
そして、『銃を構えて⇒スコープを覗き込む』のではなく、『スコープが目の高さにくるように銃を高く持ってくる』のが、銃の正しい姿勢であり、正しい構え方。
これを意識するだけで、銃の傾きは無くなりますし、射撃時のブレも減らすことができます。
弾道の曲がりに悩んでる人は、ぜひ、正しい構え方で撃ってみてください。
具体的な詳しい構え方は『これで当たる!射撃時のブレを減らす銃の構え方』にまとめてあります。
実銃向けに書いてますが、エアガンでも有効です。
でも最後は「腕」次第。ちゃんと当てたいならトレーニングすべし
以上、エアガンの弾道の曲がりに対する解消法の紹介でした。
ただ、正直なところ、正しい姿勢は意外とキツいです。
ちゃんと構えると、最初は筋肉痛にもなります(笑)
けれど、ちゃんと当てたいなら、そのくらいは練習しないと。
僕も今年から猟師を始めますが、猟期まで1ヶ月を切ってから毎日銃を構えるトレーニングしてます。
(即座に構えて10秒ホールド×10回×3セット)
トレーニングを始めてから3日ほどでも、その効果は体感できます。
具体的には、エイムが速くなり、構えたときのブレもかなり少なくなりました。
とある銃砲店のオーナー(射撃の国体で表彰経験あり)も言ってましたが、銃の腕というのは、こういう地道なことを積み重ねた結果、上がっていくものなんだそうです。
スナイパーって身体的にもエリートらしいですし、スナイパーライフルでヒットを取りたい人は、こういう地味なところを大切にすると良いんじゃないでしょうか。