どーも、こんにちは。
トシです。
長らく更新が空きました。
気づけば夏もすぎ、猟期が目の前に迫ってきましたね。
僕は相変わらずイノシシ獲ったり、東京のイベントに行ったり、静岡へ行ったりとしてましたが、
このたび、ようやく散弾銃の教習射撃を受けてきました。(加賀散弾銃射撃場にて)
ヒヤヒヤしましたが、無事に受かったので報告です。
散弾銃の射撃教習の流れ
散弾銃の射撃教習では、『銃の取り扱い』と『トラップ射撃』の2つをクリアすることで合格します。
『銃の取り扱い』については、狩猟免許の第一種銃猟免許の実技とほぼ同じ。
加賀散弾銃射撃場では練習×2回の本番×1回となっており、「その日に教わって、その日にテスト」という詰め込み感が若干あるものの、隊列や銃の受け渡しなどがない分、第一種銃猟免許よりも簡単です。
なにより、加賀は少人数で逐一丁寧に教えてくれますから、散弾銃を触るのは2年ぶりでもなんとかなりました。
(今日は猟期前なのにも関わらず、僕を含めて3人だけでした)
そして『トラップ射撃』は、自分の8mほど前から射撃場の奥に向かって射出される「クレー」と呼ばれる円盤を撃つ射撃種目。
イメージとしては「飛び出して逃げるキジを撃つ」という状況ですね。
25発×2回が練習で、25発×1回が本番。
本番でクレーを2枚割れれば合格となります。
僕は今まで2年、空気銃で猟をしてました。
それに、単発の空気銃に比べて、散弾は着弾面積が広いイメージです。
ぶっちゃけ、『散弾銃なら絶対に当たる』と思ってましたし、
正直『25枚中2枚なら余裕でしょ〜♪(´ε` )』という気持ちで臨みました。
が、
ビックリするほど
当たりません。
なんか重いし、
反動で肩や頰が痛いし、
何に照準を合わせたらいいのか分からないしで、
空気銃とは勝手が全然違いました。
そして、
練習1回目:25枚中、1枚
練習2回目:25枚中、3枚
と、なんとも悲惨な結果に。
一緒に参加した中の1人がやたらと上手で、『コツを掴みました!』と1回目と2回目を10枚ずつ当ててましたが、ワケがわかりませんでした。
なんで??
なんで当たるの???
って感じ。
射撃場の代表が『なんだかんだ、本番はみんな当てるもんだよ〜』とフォローしてくれましたが、これで本番に臨むのは不安でしかありません。
初めての散弾銃の教習射撃で当てるコツ・・
ただ、さすが代表は何人も見てきてるだけあって、結局は言う通りになりました。
本番では
25枚中、10枚
と、余裕を持って合格。
練習終わった後は全く笑えなかったので、本当にホッとしました。
1回34,000円+交通費がかかる教習射撃に、そう何度も来たくないですからね・・。
(失敗しても、合格するまで追加でやらせてもらえるそうですが・・)
(でも、その前に腕と肩がやられそうな気がします)
一応、本番で意識したこととしては、
・右手で銃床を引いて、肩と頰にしっかり当てて固定する
(→頬が痛いのは固定が甘いから)
・銃口でクレーを追って、追いついたら一瞬タメてから撃つ
(→タメることでクレーが放物線状の頂点にある時に撃てる)
の2つ。
僕は特に1つ目が重要だと思ってて、
当たる時と当たらない時は感覚的に違い、
やはり当たる時は撃った瞬間に『当たるな』という手応えが感じられます。
なんというか、
ちゃんと銃が固定できてて、銃身の延長にクレーがあり、発砲時にブレない感じ。
武道でいうと、残心ができてるような。
空気銃でも、獲物に当たる時は同じような感覚がありますね。
もちろんタイミングなんかもありますが、しっかりと銃を固定できてるからこそ、クレーを追いかけても銃口がブレないんでしょうし、ちゃんとタメる余裕がある気がします。
これを意識したのは本番の25回だけだったので、もっと撃ってみないと分かりませんが、これから教習射撃を受ける方は参考にしてみてください。
あ、あとトラップ射撃は「トラップ銃」を使いますが、
トラップ銃は狙った位置より若干上に当たるように作られてるようなので、この点も覚えておくと良いかもしれません。
クレーを銃口で隠すように撃つのではなく、『銃口がクレーを追い越す瞬間に撃つと良い』らしいですよ。
というわけで、散弾銃の教習射撃になんとか合格した報告でした。
早朝から嵐の中、トラックに真後ろから煽られて死を感じながら、セローで100kmほど走って参加したかいがありました。
無事に受かって本当に良かった・・。
次回は晴れた日に、大人しく車で行きましょ。
さて、次の手続きは銃の所持申請ですね。
猟師さんより綺麗なトラップ銃をもらう予定なので、近々譲渡承諾書を書いてもらいに行って来ます!