どーも、こんにちは。
空気銃で猟をしているトシです。
1年目の猟期が終わり、ワナ免許の試験も終わり
あとは来期に向けて準備するだけですね(笑)
と、少し話が早いようですが、今回は
猟期2年目の空気銃猟と罠猟に向けてこれからやっておこうと思うことについて書いておきます。
初めてでも出来ることだと思うので、「これから猟師になる」という方も試してみてください。
【罠猟】畑でサツマイモを作る
僕は実家に畑があり、四季折々の野菜を自分で育てています。
基本的に農薬などを使わないのでスーパーで売られてるものよりも安全ですし、なによりめっちゃ美味いので。
子ども達の同級生に『野菜は嫌い』なんて子供がいますが、それって “おいしい野菜” を食べてないからだと思うんですよね。
我が家の子ども達は野菜大好きです。生でも気にせず「食べたい!」というくらいに。
と、いきなり話が逸れました。
そういう『人が食べても美味い野菜』は、鳥獣にとっても『美味い』ようです。
というわけで、
来期から罠猟でイノシシを狙うため、その『寄せ餌』としてサツマイモを作ろうと考えています。
同じように考える猟師は他にも居るようで『軽トラの荷台に沢山積んで、腹が減ったら焼いて食べてる人が居るよ』という話も聞きました。
サツマイモはイノシシの大好物。『寄せ餌』としての効果は高いと思われます。
野菜を肉に変える錬金術。
なんとしても成功させたいものですね。
【罠猟】ドングリを拾えるだけ拾っておく
また、秋になると近くの公園で大量のドングリが拾えるので、これも拾っておこうかと。
毎年『子ども達が大量に拾って→少し遊んで→大量のゴミとして処分』という感じだったので、これを活かそうかと。
文字通り腐るほど落ちてるので、試してみます。
【罠猟】米ぬかを事前に調達する
最近はイノシシも舌が肥えたようで・・
『(米糠を)なかなか食わないようになった』という話も聞きました。
それでも、他の餌を単独で置いておくよりは効果的でしょう。
まだ決めてませんが、もし箱罠をやることになればワイヤーを隠すのにも役立ちますし。
(イノシシは鼻先で餌を掘り出すので、米ぬかでワイヤーを隠すようにしておくと掛かりやすい・・とベテラン猟師さんから聞きました)
近場の精米所から大量に手に入れることができますが、毎年10月末には無くなるようです。
なので、10月中旬ごろには確保しておきたいところですね。
【空気銃猟】猟場を整備する
空気銃での1猟期を終えてみて、強く感じていることがあります。
それは、猟果を上げるには猟場の整備が必要だということ。
特に鴨などの水鳥を狙う場合、これがとても有効でしょう。
猟場で鴨が着く場所は決まっており、自然と「寄るルート」と「撃つ場所」も決まってきますから。
そこで、次の猟期の前には
・鴨などを隠れて撃てる「鳥屋」を作る(周りの迷惑にならない範囲で)
・射線を遮る草や枝を除去する
・草や枝を積むなどして身を隠して忍び寄れるルートを作っておく
くらいはしておこうかと思っています。
「良い場所だけど見つかってしまう・・」
「隠れるには良いけど、草が邪魔で撃てない・・」
など、思い当たることがある方は試してみてはどうでしょう。
【罠猟】罠を作る
そして、罠も作ってみたいと思っています。
最初は『くくり罠』でいずれは『箱罠』も。
箱罠については、島根県の中山間地域研究センターが『設計書と作り方』を公開してくれています。
1つあたりの製作費2万円ほどで作れるようですね。
けど、くくり罠については「これだ!」といった情報をまだ見つけられていません。
『掘らなくても使える』というのがいいなーと思いますが、Twitterで見かけるベテラン罠師の方は掘るタイプを使ってますし・・はたしてどれが良いのやら。。
罠を作るのは確実ですが、”イノシシの大きさ” や “獲る場所” によって変わってくると思われるので、もう少し考えてみることにします。
【共通】新しい猟場の開拓
これは、出来たらやります。
やっぱり猟場を知らないと限界がありますし。知らないよりは、知っていた方が良いでしょう。
ただ、新しい猟場を探すのもいいのですが、上の『猟場の整備』のように既存の猟場を活かす方法を考える方が猟果に繋がるような気がします。
なので、両方バランス良くやっていきたいですね。
以上、僕が猟期2年目の空気銃猟と罠猟に向けてやっておこうと考えていることでした。
結果がどうなるかは分かりませんが、その効果についても報告しますね。