どーも、こんにちは。
空気銃レインストームで猟をしているトシです。
銃猟をやっていると悩むのが、射撃の精度。
生きてる僕らは常に心臓が動き、呼吸をしているので、身体からブレを消すことはほぼ不可能です。
そこで有効になってくるのが、依託による射撃。
今回は簡単に作れる依託射撃用の一脚の材料と作り方を紹介しますよ。
予算は300円〜600円です。
僕が使ってる狩猟用の一脚(モノポッド)
実際に僕が作って使ってるのが、コレ↓です。
長さは50cmくらいなので、平野だけでなく、田畑や土手、草むらの中でも使えます。
土や砂などの柔らかい場所なら突き刺して固定してから使用し、硬い地面ならそのまま立てて “叉(また)” になっている部分に手を添えて使用します。
単なる一脚(モノポッド)ですが、上下・左右・前後のブレのうち「上下のブレ」を無くすことが出来るので、思っている以上に安定します。
軽いので銃ケースに一緒に入れて運べますし、取り出し・片付けも簡単。
その割に射撃の精度が上がるので、コストパフォーマンスはかなり高いと思ってます。
狩猟用の一脚(モノポッド)の『材料』
では、その作り方を紹介します。
まずは以下の物を探して下さい。
◯金属のポール(ダイソーなどの100円ショップ)
長めの物が使い勝手がよくてオススメです。
◯ネジ釘が付いたU字フック(ホームセンター:ロッキー)
コメリなど他のホームセンターでは売ってなかったので、購入できる場所が限られるようです。
手に入らなかった場合として、代替品を後で紹介します。
◯迷彩テープ
フックは赤色で、ポールは銀色。
そのままでは猟場で目立ちすぎるため、迷彩テープを巻いて目立たなくします。
ポールは100円、フックも200円以内で購入できます。
迷彩テープは適当な余りがあれば十分です。
上記のものが用意できたら作ってみましょう。
狩猟用の一脚ポッドの『作り方』
(1)ポールの底のネジを外す
↓
(2)フックのネジ釘を入る所までねじ込む
ネジ穴とネジ釘のピッチが異なるので、綺麗には入りません。(真っ直ぐにもならない)
それでも止まる部分まで無理矢理ねじ込むことで固定できますし、銃の依託用としては十分です。
(3)全体を迷彩テープで覆って完成
迷彩テープを巻いたら完成です。
カモフラテープは以外と薄めなので、1重だと赤色が目立ちます。
フック部分は2重巻きくらいが良いですよ。
『フックが見つからない』って人は
『フックが見つからなかった』という人は、以下の金具で代用してみてください。
これらなら、どこのホームセンターでも必ず置いてあります。
◯L字金具
◯V字(?)金具
ステンレス素材だと高い(1つ300〜500円ほど)ので、スチール素材の金具(1つ150円くらい)を探してみてください。
これら金具を2つ重ねて、中心の穴をポールの底に合うネジで止めれば、似たような形の一脚が作れます。
あとは、この金具の幅や角度を調整したり、迷彩テープと金具の間にラバーを挟んだりすれば一脚(モノポッド)の完成です。
銃身で依託すると精度が落ちるので、「シリンダー」や「持ち手」の部分で依託して使ってみて下さい。
以上、簡単に作れる依託射撃用の一脚の材料と作り方の紹介でした。
いずれの作り方にしろ、難しくもなければ材料費も高くないので、手軽に射撃の精度を上げたければオススメですよ。
重くて立射に向かないサバゲーのバイポッドを銃に取り付けるくらいなら、こっちを試してみてください。