どーも、こんにちは。
美味しい「食」を求めて、野菜作りを始めて4年目。
トシです。
『狩猟』の繋がりはそこそこ増えてきているので、次は『畑』や『農業』『家庭菜園』の繋がりを増やそうかと思います。
今回は
北陸・石川県の能登地方で8月に「植える」または「タネを蒔く」と良いオススメ野菜
を紹介しますよ。
僕の地元は「冷涼地」〜「一般地」
野菜の種の裏をみると分かりやすいのですが、日本国内はおおよそ「冷涼地(寒冷地)」「一般地(中間地)」「温暖地」の3つに分かれていることが多く、僕の地元『羽咋』は「冷涼地」と「中間地」の中間に当たります。
そして、ここと似たような地域としては「富山(平地)」や「新潟(平地)」「長野北部(平地)」「福井(中山間地域)」「岐阜(平地)」などがあり、これらの地域では同じようなタイミングで種まき&苗植えをすると上手く育ちます。
また、この時期(8月)に植える野菜は主に『冬野菜〜春野菜』になるため、石川よりも西〜南の地域→2週間〜1ヶ月遅く、より北や標高の高い地域→2週間〜1ヶ月早く植えると上手くいきやすくなりますよ。
畑に植える(播く)場合、その2週間前から準備を始める
野菜の栽培は事前に「土作り」が必要です。
タネを培養ポッドなどに播く場合は「培養土」などを購入すればOKですが、『畑に直接タネを播く』または『畑に苗を植え付ける』場合は事前に土壌の調整をして、畝(ウネ)を作ることになるんですね。
大まかには「2週間前:苦土石灰を蒔いて土壌を弱酸性に調整」「1週間前:元肥を入れて畝を作る」という感じで、思い立ってすぐに植える(タネを播く)というワケにはいかないので、これから『家庭菜園』や『自給自足』を始めようと思っている人は、意識しておいてください。
8月にタネを播く野菜、その時期について
僕が8月に「タネを播く野菜」と、その時期は以下の通りです。
ちなみに僕の地域では、8月に「苗を植える野菜」は多分ありません。
(少し変わった野菜ならあるかも・・?)
白菜、キャベツ、レタス:8月15日〜下旬ごろ
種まきの時期は8月中旬。お盆の時期から8/25ごろまでには蒔いてしまいます。
タネを播くのは4cm角サイズの連結ポッド。
その後、約1ヶ月で植え付け可能な「苗」の状態になるので、9月中旬〜下旬にかけて畑に植え付けます。
ブロッコリー:8月中旬〜下旬ごろ
基本的には、上の「白菜」や「キャベツ」と一緒です。
暑い時期にタネを蒔き、苗を大きくしておきましょう。
意外と暑さに強いので、早い時期に蒔いても暑さに負けずに育ちます。
苗が大きくなったら、畑に植えつけましょう。
小松菜、青梗菜:8月中ならいつでも
夏の暑さに強い品種なら、いつでもタネを蒔いて大丈夫です。
早生(わせ)の品種であれば蒔いて1ヶ月後には収穫できるので、早く食べたい方にオススメです。
ほうれん草:8月下旬〜末
僕の場合、8月末までには蒔いてしまいます。
9月に入ると天候が安定しなくなり(暑くなったり、急に寒くなったり、大雨が降ったり)、育てにくいと感じたためです。
とはいえ、ホウレン草は秋〜冬野菜で暑さに弱い品種が多いので、暑さに強い品種を選ぶのがオススメ。
9月に入っても気候が安定している地域であれば、9月に入ってから播くと良いですね。
ちなみに、ほうれん草のタネは「硬くて水を吸いにくい」ため、植える前日より一晩水に浸してあげると発芽率が上がりますよ。
また、植えた後も土が乾かないように水やりが必須です。
夏まきの人参:8月中ならいつでも
いわゆる「時なし人参」というものです。
ただ、同じ “時なし” でも「春まき」と「夏〜秋まき」があるので、8月に播くなら「夏〜秋まき」の品種を選びます。
時なし人参は早熟&短いタイプが多いため、蒔いた2ヶ月後くらいから “間引き” した物を食べることができる上に、3ヶ月後には大きくなった人参を収穫することができますよ。
早どりの大根、早どりのカブ:8月下旬〜月末
普通の大根やカブであれば9月に入ってから種まきしますが、早どりの場合は8月末に蒔きます。
そうすることで、10月末には収穫できるようになります。
玉ねぎのタネ、細ネギ:8月下旬
晩秋(11月ごろ)に植え付けする「玉ねぎ」や、冬前に収穫する「細ネギ(70日ネギなど)」は、この時期にタネを蒔きます。
種まき〜収穫まで1年近くかかる「長ネギ」ではないので、タネを購入するときはご注意を。
以上、僕が地元「羽咋」にて8月中にタネを播く野菜の紹介でした。
地域によって多少の差はありますが(例:加賀の平地はもう少し遅く、逆に加賀の山地はもう少し早くなる、など)、おおよそこの時期に植えればなんとかなります。
これから野菜を育ててみようと思う方は、参考にしてみてくださいね。