どーも、空気銃で猟をしているトシです。
僕の銃はエバニクスのレインストーム?なのですが、じつは個人で輸入したものになります。
個人で輸入した銃は国内の銃砲店で見てもらえないため、色々とトラブルもあったりします。
今回は空気充填のトラブル体験を元に、
プレチャージ銃用ハンドポンプの「安全な」使い方をお届けします。
初めてのプレチャージ銃を通販や個人輸入で購入しようと思ってる方は、読んでおいて下さい。
『ポンプなんて誰にでも使えるでしょ?』
もしかしたら、そう思っていませんか?
そうですよねー。
「youtubeに空気を充填する動画も上がってるし」
「コネクターを差し込んで、シュコシュコするだけだよね」
「そこは問題ないでしょー」
僕も、実際に銃に空気を入れてみるまでは、そう思ってました。
でもね
その結果・・
鼓膜が破れるかと思いました。
これからプレチャージ銃を買おうと思ってる方、
ぜひココロに留めておいて下さい。
プレチャージ銃のポンプは
扱い方を間違えると危険です。
というのも、、
ポンプとチューブの中も200気圧
だからです。
プレチャージ銃は、エアーのタンクの中に空気を溜め込み、それを小出しにすることで発砲します。
そのタンク内の気圧は、最大で約200気圧ほど。
当然、そのタンクに空気を充填し終わる頃には、『ポンプ』と銃に繋がっている『チューブ』も200気圧になっています。
そうでなければ、タンクに空気が入りませんから。
この200気圧に達したポンプとチューブ。
どう処理するのが良いでしょうか?
僕の場合、
自分でもなぜそうしたのか分からないのですが
そのままコネクターを引っこ抜きました。
と、
同時に弾ける『パァンッ!!』という破裂音。
先にコネクターが付いたチューブは大きく弾き飛ばされ、近くの座布団に直撃しました。
ポンプはその勢いで倒れます。
間近でその音を聞いた僕は
その後、数分ほど耳が聞こえなくなりました。
不幸中の幸いか、
この時は試験的に充填してただけなので、圧はそれほど高くありませんでした。
確か、95〜100気圧ほどです。
それでも、この威力。
コネクターに付いてたOリングは欠けていました。
(硬いゴム素材なのに・・)
200気圧だったら、本当に耳が聞こえなくなっていたかもしれません。
チューブが飛んだ先に人がいれば大怪我をしたでしょうし、家具があれば壊れていたでしょう。
もう一度、言います。
プレチャージ銃のポンプは
扱い方を間違えると危険です。
国内で購入する方は銃砲店から事前に教えてもらえそうですが、個人で輸入する方は正しいポンプの使い方を覚えておきましょう。
プレチャージ銃のポンプの「安全な」使い方
ハンドポンプを使ったプレチャージ銃へのエアー充填は、以下の手順で使います。
1.まずチューブ先に何も付けずにポンプして、水抜きする
チューブの中には湿気が溜まっています。
プレチャージ銃用のポンプは除湿機構が付いていますが、それは「ポンプに取り込む空気を除湿する」というもの。チューブ内にある湿気は取り除けません。
湿気は銃のサビなどに繋がりますので、出来るだけ最初に水抜きするようにしましょう。
※それにまだ確証はないのですが、銃内部に湿気が溜まるとシリンダーからの空気漏れにも繋がる気がします。
2.チューブの先に『アダプター(必要であれば)』と『コネクター』を取り付ける
アダプターを使う場合は、ペンチなどの工具を使って全力で締めておいて下さい。
意外と空気が漏れてきます。
3.銃の充填口にコネクターを差し込む
根元までしっかりと差し込みましょう。
4.目標の気圧になるまでポンプする
息を切らしながら充填しましょう。
毎日やれば肩周りがゴツくなるんじゃないでしょうか。
5.圧抜き用バルブでポンプとチューブ内の圧を抜く
反時計回りに回すと、圧が抜けます。
僕はこれをやらなかったため、痛い目をみることになりました。
圧抜きしないと本当に危険なので、絶対にやって下さい。
6.圧が0になったのを確認して、銃からコネクターを外す
ちゃんと圧抜きが完了していることを確認してから、抜いて下さいね。
7.充填口にゴミや水が入らないように蓋をする
レインストームは標準で充填口の蓋がありますが、無い場合は専用のキャップなどを使用して下さい。
セロテープと迷彩テープで覆っておくのもアリだと思います。
8.コネクターを外し、傷つかないように保管する
コネクターはとてもデリケートな部品です。
ぶつけて欠けたり、凹んだりすると、すぐに空気が充填できなくなるようです。
なので、コネクターは毎回外して小袋に入れ、それを猟場で拾った散弾の薬莢に入れるようにしています。
この方法は “Boy_Meets_Meatさん”?にメールで教えてもらったのですが、こうすることで確実に保管することができますよ。
場所も取りませんし、ホント目からウロコです。
ちなみに僕の場合、チューブの先にも薬莢を付けてます。
ホコリやチリが入るのを防ぐためですね。
少し大きいサイズで抜けやすいですが、無いよりはマシな気がします。
以上、プレチャージ銃用ハンドポンプの「安全な」使い方の紹介でした。
『充填までの流れ』や『充填中の様子』であれば動画にも上がっているのですが、
意外と『充填後』について書いてる&撮ってるコンテンツが無かったんですよね。
まあ、普通の人は圧がかかったままコネクタを引っこ抜くなんてバカなことをしないからでしょうが・・
とりあえず、忘れると痛い目を見るので
プレチャージ銃を購入する方は覚えておいて下さいね。
はじめまして。
私も個人輸入をしてようと思ってまして、
調べてるうちにこちらのページにたどり着きました。
リスクなどは承知の上ですが、
差し支えなければどちらのサイトから個人輸入されたのか
教えていただけますでしょうか?
どうぞ宜しくお願い致します。
>>みのるさん
初めまして。
僕が輸入したのはこちら( http://airgunexporter.com/ )です。
空気銃限定ですが「Stock」にない商品でも探してきてくれるので頼りになりますよ。
あとは、かつて日本への銃輸入をサポートしていたハイブリッジアームスの高橋さんを通すことで、銃の輸入が可能ですね。
一度事業をたたんでしまいましたが、個人的にメールを送ることで対応していただけます。
ただ、おおっぴらに事業やってますとは言っていませんので、ここに連絡先を載せることはできません。
必要であれば「お問い合わせ」からご連絡下さい。
プレチャージをお探しなら『Airgunexporter』、中古銃や散弾銃をお探しなら『高橋さん』が良いかと思います。
また、『Airgunexporter』を通す場合は僕の方で仲介サポート(メールのやり取りなど)も可能ですので、必要であればご連絡ください。
(無償ではありませんが、直接取引ではありませんので格安で対応させていただきます)
お忙しい中返信ありがとうございます。
仲介の件も含めて今1度欲しいエアがあるか教えていただきましたサイトを拝見させていただきます。
お願いする時には問い合わせから改めてご連絡いたします。
ありがとうございました。
また宜しくお願い致します。
いいえー!
下手な英語ですが、英文メールのサンプルも記事にしていますので、参考にしてみてください^^
運営してるヴィンセントさんは親身に相談に乗ってくれる方ですので、何でも聞いてみると良いかと思います!