解体技術

【詳細画像あり】猪の胴体の捌き方(ロース,肩ロース,バラ,前バラ)

【詳細画像あり】猪の胴体の捌き方(ロース,肩ロース,バラ,前バラ)

 

3.胴体から肋骨(あばらぼね)を外す

 

 

肋骨を外すには、まず以下の青線に沿って「肋骨の軟骨部分」を露出させます。

軟骨露出後

 

そうしたら次は、肋骨に沿って刃先を当てるようにして、全ての肋骨に切れ込みを入れていきます。

肋骨の腹側の部分は、軟骨を切らないように。

軟骨に沿って切り出します。

 

全部切れ込みを入れたら、こんな感じに。

 

次は、肋骨の端をつまみ上げ、その下にナイフを入れて肉と骨を剥がしていきます。

上→下でも、下→上でもOKですが。

 

処理場では『肋骨外し』なる道具を使って外しますが、一般家庭にはありませんので今回は「ナイフのみ」でやってます。

 

 

全部剥がすと、こんな感じになりました。

 

このまま部位分けに移りたいところですが、その前にチェックを。

 

 

肋骨の端は軟骨が残りがちですので、骨片が残っていないか指で触って確認しましょう。

 

チェックして、骨が残っていなければOK。

 

これでようやく『骨抜き』が終わりましたので、

次は部位分けをしましょう!

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